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公開日:2026.10.03
箱根町 「多文化共生」未来の礎に 町制施行70周年で式典
箱根町の町制施行70周年記念式典が9月30日、仙石原文化センターで開かれた。集まった町民や関係者らは70年の歩みを振り返り、将来へのさらなる発展を誓い合った。
箱根町は、1956年9月30日に箱根町と湯本町、温泉村、宮城野村、仙石原村の5カ町村が合併して誕生した。現在の人口は当時の1万7284人から1万224人(9月1日現在)に減少した一方、年間の観光客数は2千万人を突破したほか、外国人住民の割合は10%を超えるなど、観光推進と多文化共生の歴史を歩んできた。
勝俣浩行町長は「箱根を訪れる方々の多様化が進み、地域に暮らす外国人の方々も増え、箱根はこれまで以上に多様な文化や価値観が交わる町となった」と語り、「多様な文化や背景を持つ人々が互いに支え合い、共に地域を作っていくことは箱根の未来にふさわしい姿だ」と述べた。
東日本大震災や箱根山の噴火、新型コロナウイルスの流行といった多くの困難に直面してきた町政運営にも触れ、「町民、議会、観光関係者をはじめとする地域の皆さまや近隣自治体、関係団体と力を合わせ、一つ一つ乗り越えてきた」と感謝を述べた。
式典には、国会議員や県、近隣自治体の関係者、町と姉妹都市提携を結ぶ北海道の洞爺湖町長らも来賓として招かれ、70周年を祝った。「多文化共生」をテーマにしたネパール出身のエソダ・バスネットさんによる記念講演や、町在住の声楽家・中村靖さんの呼び掛けで集まった出演者によるオペラ歌唱も行われ、式典に花を添えた。
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