伝統継承へ第一歩 雨坪ささら踊り同好会が初お披露目
地域でかつて踊られていた伝統芸能を復活させ、後世へ伝えようと、今年の6月に発足した「雨坪ささら踊り同好会」(下田実代表・会員数=27人)が11月10日、同自治会の秋まつりで、この日に向けて練習を重ねてきた「足柄ささら踊り」と「雨坪ささら踊り」を初披露した。
雨坪のささら踊りは30年ほど前まで地域の婦人会などが中心となって伝承していたもので、扇を使った踊りが特徴。同会では当時の踊りの経験者である雨坪在住の実方ヨシ子さんに相談し、指導役を務めた武井喜代子リーダーを中心に練習を重ねてきたという。
本番当日は牧島かれん衆議院議員らが見守る中、緊張した面持ちで2曲を踊りきった。初のお披露目を終えて下田代表は「はじめはどうなることかと思ったが、なんとかここまでこれた。これも武井リーダーをはじめ進んで会の活動に参加してくれたメンバーのおかげです。今後も練習を続け、地域の伝統芸能を継承していきたい。将来的には子どもたちにも参加してもらいたい」と振り返った。
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