「顔の見える」防犯で表彰 暫金時APC(雨坪パトロールクラブ)
南足柄市雨坪地区で地域の見守り活動をしている「暫金時APC(雨坪パトロールクラブ)」(磯茂保(しげやす)代表、会員45人)が、2013年度「神奈川県 犯罪のない安全・安心まちづくり奨励賞」を受賞した。県は同隊の活動を「行政と連携したネットワークを活用し、タイムリーな犯罪情報の発信、防犯パトロール、防犯キャンペーンを展開している、下校時の児童・生徒への挨拶運動や、戸別訪問により直接呼びかける啓発活動は、顔の見える防犯活動の模範」と評価している。
2月2日には横浜市のかながわ労働プラザで行われた表彰式に磯代表らが出席。黒岩祐治県知事から賞状を受け取った。磯代表は「表彰を受けたことは隊員の励みになるので大変ありがたい。地域の防犯活動は継続していくことが大切だと思うので、今後も『無理せず、できる人に、できる時に、長続きできるように』というモットーを守って活動していきたい」と話す。
同会は2006年に発足。現在は40代から80代までの45人が活動に参加し、南足柄小学校付近の交差点などに朝夕の2回、登下校の時間に合わせて見守り活動を行っているほか、2カ月に1回、地域のパトロールと同時に環境整備も実施している。
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