1期当選、異例の就任
初当選直後に新人としては異例の議長就任。
9月の選挙で上位を占め、得票でも全体の4割以上を集めた新人4人が結束し「町政だけではなく議会にも変革を」と一致結束した。得票同数で行われた最後のくじ引きでは、政治においては重要ともいえる「運」も味方につけた。「2年前に新しい本山町政が誕生し、消滅可能性自治体とされた。これは議会にも変革が必要だと強く思った」
松田町の元職員。議会事務局長の経験もある。6年前の町長選では「合併推進」を旗印に挑むも落選。前回の町長選では、本山陣営で役員も務め現町政の立役者となった。本山町政を見守るなか「無投票で改選した議会にも変革が必要」と、町議選に名乗りを上げた。
新人議員の議長就任にはベテランら先輩議員の反発は必至、難渋が予想される。「これまでに議会が積み上げた改革の取り組みを尊重しつつ、さらに改革の速度を上げたい」という。
みかんと梅の農家。繁忙期を迎えるみかんオーナーの組合では組合長も務める。「多くの皆さんに傍聴にきていただける議会となるよう開かれた議会への取り組みに全力を注ぎたい」。12月議会を前に、議会改革に向けた新たな取り組み案を示す。1954年生まれ61歳。
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