活動報告 安全で円滑なワクチン接種を 大井町議会議員 山崎まさひろ
令和3年大井町議会第1回定例会で一般質問に立ちました。一般質問とは、行政全般にわたり、町の執行状況や方針を問うものです。今回、私は主に新型コロナウイルス感染症ワクチンの予防接種について聞きました。
新型コロナウイルスは、生命や健康に関わるばかりでなく、社会経済活動にも大きな影響を及ぼしています。こうした中、感染拡大防止の切り札と期待されているのがワクチンであります。
このワクチン接種について足柄上郡では先月、5町が足柄上医師会と協議し、広域集団接種を行う旨の覚書が締結されました。このほか、かかりつけ医で接種という選択肢もあります。町はその数を増やせるよう要請を続けるとのことです。
枠組みが整ったら次はいかに安全に、そして円滑に接種を進めることができるかにかかってくるでしょう。何しろ、集団接種体制の運営はもちろん、今回の接種対象人数はインフルエンザの比ではありません。
あらゆる想定し備えを入念に
今後の接種スケジュールは、国が示す順位に従って進められていくことになります。集団接種のメーン会場となる大井町総合体育館では、現段階では水・木・日曜の週3回、最大3レーンを設けて対応。他会場との調整もあり、1日に接種できるのは多くて360人程度ということです。
足柄上郡の高齢者は約2万4千人。当初は4月12日からの9週間で高齢者への接種を終える予定だったということですが、ワクチン供給時期や量が確定しておらず、6月に終えることができるかは見通せていません。
持病、アレルギー、既往症など普段から自分の身体を理解してもらっている病院での個別接種が一番というのが町の認識です。ワクチンは管理が難しいため、小分けにして医療機関に届けることができる体制の構築に努めるとのことです。
上郡をあげて取り組む事業であり、何から何まで初めてで、それを担って頂く医療従事者の皆さまには感謝の念に堪えません。連携と情報共有を強化しながら、あらゆることを想定し、安全・安心に進めてもらうよう町に要望しました。
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