県政報告 足柄上地域のために 神奈川県議会議員 杉本とおる
先の第49回衆院選挙で足柄上地域を含む神奈川17区では自民党の牧島かれん氏が当選しました。地域や広域的な行政課題の解決には当該市町村、県に加え、国との連携が欠かせない場面が多々あります。引き続き、一体となり、変わりゆく時代にあった取り組みを推進して参ります。
対策を日常に
新型コロナの感染者は、ひと頃と比べて大きく減少しました。しかし、言うまでもなく、ウイルスがない「ゼロコロナ」の状態になることはありません。
県では、M(マスク)・A(アルコール消毒)・S(遮へいとショートタイム)・K(距離と換気、冬は加湿)の基本的感染防止対策を日常生活に定着させてもらうべく、11月30日まで基本的対策徹底期間としています。一人ひとりの意識が状況を変えます。感染再拡大を防ぐため、予防策を実践していきましょう。
これから年末年始が控えています。会食機会も増えるでしょうし、帰省、旅行、イベント参加などを検討されている方も多いと思います。県も地域の消費喚起と社会経済活動の促進に力を入れる一方で、医療提供体制の拡充や3回目のワクチン接種に向けた取り組み等を進めてまいります。
備えを強固に
県では第3回定例会の前半が終了しました。現時点では企業収益の持ち直しに加え、国内の消費の落ち込みが想定よりも小さかったことから、当初予算に対し、実質ベースで約560億円の増収を見込んでいます。一方、歳出面では新型コロナ対策に加え、自然災害等への対応にも追加の財政需要が生じる可能性があります。今後も財政運営は慎重に。県民が安心して生活できる環境づくりのため、予期できない事案にも対応できる体制を作ってまいります。
7月には、大雨による自然災害が県内各地で発生しました。道路や河川といった目につきやすい場所以外にも農地や森林などへも被害は広がりました。各所でできるだけ早い復旧に向けて取り組んでいます。
同じ7月に相模原では家畜伝染病の一つである豚熱が発生しました。伝染力と致死力が強く、県内でまん延すれば、生産性の面でも大変深刻な事態を引き起こします。野生いのししの間でも豚熱が広がっていることが確認されており、家畜への感染防止の徹底と対策強化を図りました。
本定例会ではこのほか、デジタル戦略推進、中小企業支援、各種福祉政策、交通政策、樹木のナラ枯れ、各種インフラの老朽化、観光振興、医療提供体制など、あらゆる視点から県政課題について議論しています。私も足柄上地域の代表として、各所との連携を一層強固にしながら、地域の声を届けてまいります。
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