26ある自治会の会長で作る「松田町自治会長連絡協議会」会長を務める。松田町内の自治会加入率は70〜80%。課題は、少子高齢化などに伴う自治会加入世帯数の減少、役員や委員のなり手不足など。また、新型コロナの影響で自治会運営は厳しい状況にある。しかし悲観的ではない。「あたりまえのように開催してきたイベント内容の精査など、改めて練り直す時間にあてた」と前向きに捉える。
25歳の時、結婚を機に松田町に。会社員として働きながら町を知るために子ども会や青少年指導員など様々な活動に従事してきた。「交流の機会を多く持つことで、道路事情や危険な箇所、地域の特色、課題などを知ることができ勉強になった」と振り返る。
会長就任後、これまで各自治会長が行っていた町への要望書提出などを一本化した。「効率を良くすることで、要望が少しでも早く通る方法を考えた」。今年は各自治会長にタブレットの配布を予定している。「自治会役員や委員の負担軽減とマンネリ化脱却を図り、次世代につなげていきたい」と強調する。
時代に流されていくだけでは自治会という組織が衰退してしまうことを危惧する。「コミュニケーションを重視し、自治会の活性化を目指したい」と決意を新たに困難な時代に立ち向かう。
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