54の自治会からなる6つの連合自治会の代表を務める。2022年、重視するのは活動の基本となる交流だ。「奇をてらうものではなく季節の祭りやイベントなど顔が見える交流を大事にし、そこから生まれるきずなを深める組織にしたい」と強調する。コロナ禍で思うような活動ができない中でも「全てを中止にすると住民が疲弊してしまう。できるために何をするかを考える」。
会社員として定年まで務めた。現役時代は自治会活動に関わることは少なかったという。定年後に自治会長を任され、民生委員や交通指導員などそれまで気づかなかった活動を知った。「積極的に活動しようと決めた。役員は高齢化しているので、自分が頑張らなくてはいけないと思った」と振り返る。
現在、自治会加入率は約80%。10年前と比較すると約10ポイントの低下に危機感を募らせる。「活発で有意義な活動ができる体制を整え、加入したいと思えるような自治会を目指したい」と前を向く。
年に数回、6人の連合自治会長と町長、副町長、教育長とともに町の行事や地域に関することなどの意見交換会を行い情報共有を図る。地域の声を行政に届け、行政の考えを地域に届けるためだ。「風通しの良い町だよ」とやさしくほほ笑む。
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