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足柄 意見広告

公開日:2022.10.29

県政報告
生活者の暮らしを守る
県議会議員  杉本とおる

 令和4年神奈川県議会第3回定例会。前半は9月7日から10月14日に開かれました。一般会計と水道事業会計の補正予算のほか、主な議案についてご報告いたします。

 補正額に関しては一般会計が336億6千万円、水道事業会計は11億3千万円。主な事業は、新型コロナウイルス感染症対策、物価高騰等対策、生活困窮者対策等となっています。

 急激な円安、燃料や原材料価格の高騰、これらに伴う物価高―。いま私たちの暮らしは大変厳しい状況にあり、事業者、生活者の支援は欠かせません。少しでも厳しさの軽減を図るべく、速やかに対応するこの補正予算を組みました。コロナ禍から回復に向かう経済の歩みを確かなものとしなければなりません。

ともに生きる

 大きな議題として「当事者目線の障害福祉推進条例」の制定がありました。津久井やまゆり園事件から、様々な議論がなされてきた中で、障害者がいかなる差別も虐待も受けることなく、自分の望む暮らしができ、誰もが喜びを実感できる地域共生社会の実現を目指すため、この条例が制定されました。

 障害者一人一人の立場に立ち、その望みと願いを尊重し、障害者が「自らの意思」に基づいて必要な支援を受けながら暮らすことができる社会環境の整備が望まれます。

ねんりんピック

 次に「ねんりんピックかながわ2022」です。11月12日(土)から15日(火)まで、県内26市町を会場に過去最多の32種目で行わます。

 高齢者を中心としたスポーツ、文化、健康と福祉の総合的な祭典です。県内初開催でテーマは「神奈川に 咲かせ長寿の いい笑顔〜未病改善でスマイル100歳〜」。期間中、全国から約60万人の来県が見込まれます。県の魅力を全国に発信するチャンスです。おもてなしの精神でお迎えしましょう。

県立高校改革

 県立高校改革第III期実施計画について。少子化時代における県立高校の再編・統合の重点目標にのっとり、県西地域では、大井高校と小田原城北工業高校が統合されます。小田原城北工業高校の敷地、施設を活用し、普通科・機械科・電気科・建設科・デザイン科となります。なお、大井高校の跡地は小田原養護学校の分教室として存続します。統合は令和8年度からスタートします。

 少子高齢化による人口減、税収減、社会保障費の増大など、持続可能な発展を考えた時、課題は山積しています。大切なのは市町が人口増加の対策をきめ細かく立て、相互の絆を強化すること。引き続き、安心して暮らせる足柄上地域を目指してまいります。

神奈川県議会議員 杉本透

足柄上郡山北町山北1889-3

TEL:0465-75-3001
FAX:0465-79-1661

https://www.kanagawa-jimin.jp/kengi/sugimoto-tooru/

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