足柄 意見広告
公開日:2023.03.11
活動報告
常に最悪想定と向き合う
大井町議会議員 山崎まさひろ
心浮き立つ春ですが、気温変化が大きい季節の変わり目は体調を崩しやすい時季です。冬から春へ体をゆっくり慣らす位の意識がいいかもしれません。
さて、開会中の議会で一般質問しました。地域防災計画を中心に3項目。一つ目は募金箱盗難問題です。
まず、この行為自体が極めて悪質であることは言うまでもありません。しかし、町が盗まれる可能性を考えて対策をしていたかといえば疑問です。東日本大震災後も各所に設置された募金箱の盗難が全国で多発していました。思いもよらなかったとするなら、あまりにも注意が足りません。
今回はお金の話ですが、何においても最悪の想定と向き合っておくことは行政運営における『基本中の基本』だと私は考えます。他のコトでも、対策や意識が足りないことはないか点検すべきです。庁舎内を住民目線で巡るのもいいでしょう。全ては町民のためです。私たちは、常に緊張感を持って仕事に向き合わなければなりません。
備えは正しいか
近年、激甚化が著しいのが災害です。私たちにできるのは「十分な備え」になりますが、ここで大切なのは、情報や備蓄、知識や常識を常にアップデートすることです。
新型コロナの感染拡大で、近年大規模な防災訓練は実施されていません。しかし、災害時に必要なのは地域力。医療救護体制の確認も含め、関係機関を交えた訓練で顔が見える関係を深め、個々の動きや役割を体に染み込ませなければ、有事には動けません。
救急医薬品の備蓄見直しも必要です。すでに取り組んでいるということですが、現状の40品目では医療従事者ができる対応を限定しかねません。最新のリストに基づく89品目に向けて早急に整備すべきです。
このほか、大井町にある施設等を総ざらいし、災害時の活用について検討し、必要に応じて協定を結ぶなどの対応をすべきです。もちろん、協定は相手があることですから、こちらの都合だけでは成立しません。それでも繰り返し呼び掛けることで、町の本気度も伝わるでしょう。災害はどこでも起きます。「真剣に備える」ことが重要です。
個々の意思尊重を
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが変更になります。マスクの着用についても対応が変わっていきます。しかし、特に集団生活の学校等では個人個人の間で様々な意見があると思います。これを理解した上で、本人の意思に反して着脱を強いることがないように指導していくことが必要でしょう。
山崎まさひろ
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大井町金子687‐3
TEL:090-3918-2604
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