南足柄市は今年度から同市の空き家バンクを通じて物件を購入する子育て世帯を対象に助成金の交付を行う。助成は、制度を利用して市外から転入し5年以上定住する、中学生以下の子どもがいる世帯が対象。空き家購入代金の半分(上限50万円)を助成する(予算額に達し次第受付終了)。
同市が空き家バンク制度を始めたのは2013年。翌年に今回と同様の助成金交付を受け付けたが、当時は登録物件が少なかったこともあり、申請は無かった。しかし人口減少が進み、今年4月には4万人を下回る状況であり、子育て世代の移住、定住促進を目的に今年度、交付を再開した。
市担当者によれば、空き家バンクで物件を購入するのは退職後に移住を考えている50〜70代の人が多いという。担当者は助成金の交付が人口減少問題を解決する訳ではないとしつつ「子育て世帯の移住から地域を元気にしていきたい。最大50万円という大きなお金を使っているので多くの方に移住していただけたら」と話す。
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