足柄 社会
公開日:2023.06.17
脱炭素の取組で協定
開成町と積水ハウス
脱炭素の取組の輪を広げるパートナー関係を構築しようと、開成町(山神裕町長)は6月9日、積水ハウス(株)湘南支店(山縣実鶴支店長)と「ゼロカーボンシティ創成パートナー企業」の協定を締結した。
日本初のZEB(ゼロエネルギービル)認証庁舎の整備や全国初の国の脱炭素補助金の窓口取り扱いなど環境政策を進めている同町。町が同協定を結ぶのは6件目だが、ハウスメーカーとの締結は初。今後は町内におけるゼロエネルギーハウス以上の環境性能を有する新築住宅やソーラーカーポートの普及をはじめ、町ゼロカーボンシティ創成補助制度の各補助金や地域脱炭素に資する事業の周知などで協力していくという。
2年前から開成町でのゼロエネルギーハウス普及を行ってきた同社。締結式で山縣支店長は「環境に配慮した住宅を建てるという弊社の考えと町の方針が一致した。今後も町とともに取組を進めていきたい」とコメントした。
また、山神町長は「民間企業の力を借りながら、環境問題を解決していき、行政サービスの効率化、町民への質の高い暮らしの提供を行っていきたい」と話した。
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