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足柄 社会

公開日:2023.12.09

桜の樹伐採決まる
開成駅東口の線路沿い

  • 伐採が決まった開成駅東口の桜の樹(11月30日撮影)

 開成町はこのほど、開成駅東口の線路沿いに植えられている桜の樹の伐採を決めた。主な理由は歩行者の安全確保のため。木の根が成長し、歩道を隆起させており、歩行者がつまずく恐れがあるとして昨年9月頃、自治会要望で樹の伐採と道路の舗装があげられていた。また、昨年には歩行者がつまずいて転倒してしまったという内容の電話が町にあるなど、近年危険性が指摘されていたという。

 町街づくり推進課の担当者は「桜の樹はロータリーが整備された頃に植えられたものではないか」と話す。線路沿いには駅舎を挟んでおよそ10m間隔で10本の桜の樹が植えられているといい、来年1月中に特に危険性が高いと考えられる5本、来年度中に残りの5本が伐採される予定。

 町担当者は「安全性の確保が最優先だと判断した。町民の皆様にはご理解いただければと思います」と話した。

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