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足柄 社会

公開日:2025.08.02

神奈川県が県庁の代表電話に「手話リンク」を導入通訳オペレータを介し手話で電話が可能に

 神奈川県は7月29日から、一般財団法人日本財団電話リレーサービスが提供する「手話リンク」を県代表電話に導入した。都道府県での導入は、鳥取県に次いで2番目。

 手話リンクとは、聴覚や発話に困難のある人(きこえない人)が通訳オペレータを介して手話で電話をかけられる「電話リレーサービス」を使用したサービス。

 県ホームページの専用ボタンをクリックすることで県庁に電話がつながり、手話で電話ができる。通常、きこえない人が電話リレーサービスを利用するには事前登録が必要で、通話料もかかるが、「手話リンク」は事前登録不要、通話料なしで利用できるという(インターネットの通信料はかかる)。

 利用方法は【1】県のトップページの一番下にある「手話で電話する」ボタンをクリック【2】利用方法と重要事項説明を確認し、重要事項説明の「電話で相手の声がきこえない、きこえにくい又は発話が困難である」、「利用にあたっては、以下の重要事項説明に同意します」の2カ所にチェックを入れ、「次に進む」をクリック【3】通訳オペレータの呼び出し画面に切り替わるのでオペレータに接続されるまで待つ(混雑状況により接続まで時間がかかる場合有)【4】通訳オペレータが県庁の代表電話番号に電話をつなぐので、問合せ先の所属がわかっている場合は所属名を、わからない場合は問合せ内容を伝える【5】通話が終了したら右上の「終了」ボタンを押す。

 なお、通訳オペレータは、通話内容をそのまま通訳して相手に伝えるのみ。代わりに質問したり、交渉したり、調整したりすることはできない。また、「手話リンク」は発信専用。県から手話で折り返すことはできない。サービスに関する詳細は県ホームページ。

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