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箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2018.12.14

下郡3町と小田原
死亡事故数が県内ワースト

  • 小田原での二輪車と乗用車の衝突事故=小田原警察署提供

 小田原警察署管内で今年度に発生した交通事故による死亡者数が、11月末時点で県内ワーストを記録した。今年1月から11月30日までに箱根町、湯河原町、真鶴町、小田原市で発生した交通事故件数は770件。昨年より100件減少したが、死亡者数は11人と前年より5人増加した。管内の事故の特徴としては、交差点で多く発生しているほか、65歳以上の高齢者による事故が4割を占める。主にスピードの出しすぎや前方不注意などが要因になっているという。また、飲酒運転による事故件数も県平均より高く、12月の撲滅月間に合わせて検問などを強化する。同署交通第一課の高橋一成課長は「年末年始は交通量も増える。交通ルールを今一度確認しながら、譲り合い、ゆとりを持った運転を心がけることが事故防止につながる」と話した。

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