ＮＰＯ法人I Love つづき まちづくり功労者受賞へ 国土交通省から
良い街づくりに励むメンバー
区内を中心に、横浜市域で活動する「ＮＰＯ法人Ｉ Ｌｏｖｅ つづき」（岩室晶子理事長）が「まちづくり月間国土交通大臣表彰」を受けることが決定した。表彰式は６月15日（金）にすまい・るホール（文京区）で行われる。
同表彰は、国土交通省がまちづくりの推進のために毎年６月を「まちづくり月間」と定め、功績のあった個人または団体をまちづくり功労者として選出を行うもの。同団体は環境に特化した街づくりや福祉への自立支援、災害に強い青少年の育成など、地域の活性化に貢献してきたことが評価され受賞が決まった。
同団体は現在会員数18人。１９９９年から身近な環境と街づくりをテーマに講座等の活動をしてきた。また、街の調査、整備として「公園快適度マップ」や「景観マップ」等の地図展を区役所で行った。２００３年にはより快適な街づくりを目指して、ＮＰＯ法人格を取得。その後も夏の窓際にツル性の植物を育てて日光を和らげる「緑のカーテン」、打ち水を行い涼しく夏を過ごす「打ち水大作戦」、夜に電気を消してキャンドルを灯し、エネルギーの大切さや地球環境を考える「キャンドルナイト」、災害時に子どもたちが自分たちの身を守れるように避難体験キャンプを行う「サバイバルジュニア」等のイベントを催してきた。岩室理事長は「都筑区はこれからも変わっていく。もっと良い街にするために、みんなで考えていきたいです。初めて来た人にも良さを深く伝えられれば」とこれからの抱負を話した。
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