杉田商店街(芝正治会長)とプララ杉田専門店会(佐藤祐治会長)の有志3人が6月20日、東日本大震災被災地の宮城県気仙沼市にある南町商店街を訪問した。今後、商店街同士での支援や交流を進めていくという。
今回、現地を訪れたのは、パレ・ド・バルブの宮内重明さん、ジーパンのトップの高岡敏哉さん、フローリスト花だよりの佐藤祐治さんの3人。夜行バスと新幹線、在来線を乗り継いで20日朝、気仙沼市に到着した。
現地では、南町商店街のまとめ役、村上力男さんと会談し、9月開設をめざす復興仮設商店街の状況を確認。営業再開の際、杉田の商店街が仕入れの支援を行うことなどを話し合った。
きっかけは新聞記事
今回の商店街交流は、宮内さんが偶然見かけた新聞記事がきっかけだった。
記事は、津波で被害を受けた南町商店街の店主たちが、協力してプレハブを建て、商売を再開しようと立ち上がったというもの。
この記事を読んだ宮内さんが、同じ商店街として協力できることはないかと、高岡さん、佐藤さんに相談。気仙沼市商工課の仲介を受け、今回の訪問となった。宮内さんは「こちらから支援を行うだけでなく、現地の状況をうかがうことで、杉田の防災にも役立つと思う」と話した。
支援活動始まる
今回の訪問を受け、支援活動も始まった。プララ杉田専門店会ではセール開催に合わせ、7月8日(金)から10日(日)まで、現地で不足している未使用の夏物衣料品の受付を行う。午前11時から午後7時まで。また、杉田劇場で7月24日(日)開催のイマージュイソゴコンサートでは、Tシャツを販売。売上の一部が義援金として現地に届けられる。
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