神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2012年10月26日 エリアトップへ

川崎フロンターレU―18に所属し、サッカーU-16アジア選手権日本代表として準優勝に輝いた 三好 康児さん 多摩区在住 15歳

公開:2012年10月26日

  • LINE
  • hatena

サッカーから人生を学ぶ

 ○…遠くイランの地で行われたU―16アジア選手権。標高1200mの高地に荒れたピッチ、中1日の厳しい日程の中で準優勝を掴み、来年のU―17W杯出場権を獲得した。「チームがまとまっていた。この1年でもっと成長して、W杯でもファイナリストになる」。精度の高いプレーでチャンスを演出し、チームで唯一全試合に出場したが、「優勝したかったし、点もとれなかった。体を強くして、正確にボールをコントロールするために基本を磨いていく」。満足せず、その目は前を向く。

 ○…小学校1年の時に兄の影響でサッカーを始めた。「蹴ることが気持ちいい」と夢中になり、4年生でフロンターレの下部組織に入団。中学2年時には飛び級で、18歳以下のチームでプレーした。小柄で切れのある動きはアルゼンチン代表のメッシ選手を彷彿とさせ、サポーターから「ミヨッシ」と呼ばれるように。「サポーターは優しく声をかけてくれる。負けた試合でも『次も頑張れ!』って。力になりますよ」。今見据えるのはトップチーム。「視野に入っている。上でやりたい」とキッパリ。

 ○…平日は練習、土日はほとんどが試合。たまの休みは「家にいるか、多摩川の河川敷で仲間とボールを蹴っているか。趣味もサッカーです」。現在は県立新城高校の1年生で、「合唱コンクールとか体育祭のイベントが楽しい」と満喫している様子。「でも、アジア選手権に出場して文化祭に出られなかった。それが悔しい」と高校生らしい一面も。

 ○…15歳だが世界を強く意識している。「様々な国際大会に出場して世界が近くなっている。決定的なシーンをつくるパスにこだわりたい」。将来的にはヨーロッパでプレーする夢があるが、常に忘れないことがある。それは、サッカーから学んだ仲間の大切さや感謝の気持ち。「チームメイトやスタッフのおかげで自分はできている。様々な国に行くこともできた。サッカーは人生を教えてくれる」
 

宮前区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

飯田 康行さん

宮前消防署長に就任した

飯田 康行さん

横浜市在住 58歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

森川 敦子さん

運営する学童で企業と共創しSDGsプログラムを実施した

森川 敦子さん

宮前区在勤 38歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

岸 真介さん

馬絹地域の有志を率いて落書き消しを行った

岸 真介さん

馬絹在住 67歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook