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多摩 社会

公開日:2017.12.14

図面使って避難方法確認
社協・ボラセンで「LODE」実施

  • 図面で確認する参加者

 多摩市社会福祉協議会と多摩ボランティア・市民活動支援センターの共催で12月2日、LODEと呼ばれる「災害図上訓練」がパルテノン多摩で行われた。

 LODEとは「小さき者も 老いたる者も 障害を抱える者も みんなで避難しよう」の英語を略したもの。災害時や平時の自助力・互助力を高めるために図面を使って避難方法をシミュレーションする訓練で、現在全国で広がりを見せている。

 当日は、午前に戸建てエリア、午後は集合住宅エリアの在住者を対象に訓練が行われ、延べ82人が参加。NPO法人災害ボランティアネットワーク鈴鹿の南部美智代代表らを講師に、午前は地域の地図を、午後は集合住宅の図面を使って地域にどんな人が住んでいるのかシールを貼って確認。火災が発生した際の避難経路や、要援護者の避難方法、日頃の取り組みなど、意見を出し合いながら確認した。社協では「参加者が自分の地域に持ち帰って、日頃からの見守りや支え合いを考えるきっかけにしていただければ」と話している。

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