市の消防団員を対象とする「消防団教育訓練」が4月22日、市消防本部で開かれ、109人が参加した。火災防御訓練では今年から、士気の向上を図るため、出場したチームで最優秀賞を決める制度を導入。ポンプ車と小型ポンプの部門でそれぞれ、第3分団の第4部と5部が選ばれた。
火災防御訓練は現場での資器材の取扱い、団員間の連携の向上を目的としている。毎分2千リットル以上を放水できるポンプ車と、毎分500リットル以上を放水する小型ポンプを使い、消火活動を行う。団員の士気を上げ、目標意識を持ってもらおうと、最優秀の部を決めるようになった。5分という規定タイムのなかで、現場指揮本部への報告から放水完了までの正確性や素早さを競う。
両部門とも8部が出場。チームは5人構成となっており、車両の配置、2本のホースの結合、夜間を想定した照明器具の設置などの作業を分担してこなした。優勝した第3分団の第4部と5部には、表彰状が渡された。
同本部では訓練について、「各部とも、限られた時間のなかで合理的に進める工夫をしていた。最優秀を決めることで、団員のモチベーションがより上がるのでは」と話していた。
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