戻る

座間

公開日:2014.03.14

ざまりんが木像に
栗原中央 黒澤さんが寄贈

  • 黒澤さん自ら遠藤市長(左)に木像を進呈。ざまりんも駆けつけ、喜びを露わにした

 市役所1階エレベーター前に木彫りのざまりんが登場し、注目を集めている。

 高さ約170cm、体重およそ58kgにおよぶというこの木像。市内栗原中央在住の黒澤耿介(こうすけ)さんが制作し、今月6日、市に寄贈した。

 黒澤さんは4年前から趣味で木工細工を始め、清川村内のクラブにも所属。年間20〜30の大小様々な木工作品を生み出している。

 昨年11月、かねてより交流のあった市観光協会の星野勝司会長から「木の温かみを持つざまりんを作ってはどうか」という助言を受け、制作に着手。新歌舞伎座のひのき舞台に秦野の木材が使用されたというニュースを聞き、秦野市で木材を調達した。

 この「ざまりん」は1本のスギ木材から頭部・腕・胴体・頭の花びらを切り出し、組み合わせる形で作成された。黒澤さんによると、制作期間は約3カ月。中でも木材の割れを防ぐ加工や表情作りに苦戦したといい「ようやく完成したか、という思い」と語った。

 ざまりんの木像は市役所1階エレベーター前、プロボクサー井上尚弥選手応援コーナーの隣に展示されている。

 問合せは市観光協会【電話】046・205・6515。

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS