海老名市・座間市・綾瀬市消防指令センター(海老名市柏ケ谷)の運用が4月1日に開始された。28日には座間の遠藤三紀夫市長と内野優海老名市長、笠間城治郎綾瀬市長も駆けつけ、開所式で揃ってテープカットを行った。
同センターでは県央3市の119番通報や災害出動指令などの消防通信業務を一元化して担う。必要に応じ、行政区を超えた「応援出動」の指令も出すことができる。これにより、特に市境エリアへの出動迅速化が期待されるという。高機能消防指令システムやデジタル無線設備など、最先端の技術を駆使した機器も導入された。位置情報通知システムにより通報場所を迅速に特定できるほか、GPSを活用した装置により3市の全車両を一括管理することもできるという。3月上旬から試行運用されたが、目立った混乱などはないという。
市消防管理課は「市の救急隊が出払ってしまっている時でも他の2市が応援出動できるため、迅速に対応ができている」と手ごたえを語った。
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