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小田原・箱根・湯河原・真鶴

公開日:2013.06.15

甦る大正の再生可能エネ
久野で水力発電遺構発掘

  • 30人以上が集まって遺構を掘り起こした

 山林の勾配を利用して作られた民間の小水力発電所の遺構を掘り起こす作業が6月8日、久野で行われた。



 遺構は、辻村農園を所有する辻村家が大正時代に築造し、昭和20年まで使用していたもの。遺構発掘は辻村家の現当主の辻村百樹さんを中心に、再生可能エネルギー事業に取り組む、ほうとくエネルギー株式会社の蓑宮武夫代表らが呼び掛けたもの。2月に遺構を見学し、その後周囲の間伐や足場を作るなど発掘のための準備を進めてきた。



 この日は神奈川県から吉川伸治副知事、小田原市から和田伸二環境部長も参加するなど有志30人以上が集まった。神山洋介前衆議院議員、守屋輝彦県会議員らも駆け付け、スコップを片手に泥をかき出した。



 遺構は半日かけて水路部分の泥がすべてかきだされた。今後も発掘作業を続け、案内板なども設置する予定。

 

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