箱根・湯河原・真鶴版 掲載号:2013年10月18日号

真鶴港でアングリ

2年ぶりメガマウス

左側が下あご(県立生命の星球博物館・瀬能宏さん撮影)
左側が下あご(県立生命の星球博物館・瀬能宏さん撮影)

 真鶴半島沖の定置網で、先月3日に希少種のメガマウスザメ(雌)が見つかっていた事が分かった。真鶴漁協に所属する漁船・第5あしがらの船員が水深45mの網で発見したもので、尻尾を吊り上げようとしたところ、重さでちぎれてしまったという。長さは5・77mあり、国内では最大級。メガマウスはその名の通り巨大な口が特徴で、大量のプランクトンを海水ごと吸い込み、エラで漉しとって食べている。70年代にハワイで初めて確認されて以来、国内では15例しか見つかっていなかった珍種だが、真鶴周辺では7年前に福浦の定置網で見つかり(長さ5・68m)、2年前には岩の新島沖にある定置網で幼いメガマウスが捕獲(3・7m)されるなど出現頻度が高い。国内で見つかるのは不思議と雌が多く、その理由も分かっていない。生命の星地球博物館の瀬能宏さんは「4〜9月に相模湾にやって来るようだ。もっと小さなサメが見つかれば繁殖地なども分かるかもしれない」と話す。今回のメガマウスは解体されたが子宮の中に卵はなく、両あごや組織片が標本として同博物館に収められた。

 さて、気になるのがメガマウスの「味」。10年以上前に肉を天ぷらなどにして試食した仲谷一宏北海道大名誉教授によると「臭いや味はなかった。噛み応えがなく水っぽかった」という。

7年前、湯河原で捕れた「メガ」京急油壷マリンパークに

 2006年に湯河原の定置網で発見されたメガマウスは現在、京急油壷マリンパーク(三浦市)館内に剥製が展示されている。完全な形の展示は世界でも珍しく、同館ホームページで定置網に入っていた時の映像も見る事ができる。
 

階段ホールで一際目立つ剥製
階段ホールで一際目立つ剥製

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