湯河原町長選は無投票の可能性も
町議補選に３人

　湯河原町長選と町議補選が４月21日告示・26日投開票の予定で行われる。

　町長選は現職の冨田幸宏氏（57）が３選を目指して立候補を表明する一方、先月18日の事前説明会には中島寛町議（65）の関係者も出席。中島氏は「様々な状況を見ながら検討している。支援体制を準備中」としており、選挙戦になるかどうかは定まっていない。冨田氏は「前回の選挙同様、後援会活動は着々と展開してきた」と話す。

　仮に中島氏が町長選に立候補した場合、議員辞職のタイミングによって町議補選の定数が変わる可能性がある。告示前日の20日までに辞職・欠員が確定すると、補選の定数は現状の１から２に増える。21日の告示日に自動失職した場合、定数は１のままとなる。

　選管などによると18日の事前説明会以降、町議補選に新たな動きはみられない。すでに立候補を表明しているのは、元町議で不動産管理業の内藤陽子氏（69歳・無所属・中央在住）と、新人でカイロプラクティックを営む石井温氏（無所属・56歳・宮上在住）、新人で土木建築業を営む中島誠氏（57歳・無所属・吉浜在住）の３人。