箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年8月28日
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仙石原の箱根ガラスの森美術館で8月17日にマガモのヒナ6羽が誕生し、観光客の注目を浴びている。
親鳥は7月から卵を温めていたらしい。孵化後すぐに親鳥の後をピーピーと追い始め、今は盛んに水中の餌をついばむ真似をするなど、やんちゃ盛り。池の中にある島に飛び上がると、巣になっているガラスのオブジェ「パラッツォ・ドゥカーレ・シャンデリア」にもぐり込み、泳ぎ疲れたように丸くなっていた。
同館では例年5月〜6月にヒナが生まれるが、今年は2ヵ月遅れ。岩田正崔館長は「火山活動を察知して子育てが遅れたのかも。夏休みで園内に親子連れが増えたのを見て、カモも安心したのかも。まさにカモン・ベイビーですね」と目を細めていた。ヒナは来週から羽毛が生え代わり、ぐんぐん大きくなるという。