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公開日:2016.08.26

宮城野保育園新園舎予定地
巨木の株など続々出土
来年春の移転は3ヵ月延期

  • 直径1m以上あり、再利用できないほど朽ちている

 箱根町の宮城野保育園の移転予定地で7月下旬に巨木の切り株が見つかった。直径1m以上あり、杉かヒノキと思われる。

 同保育園は現在使用している園舎が老朽化しているため、町は近くの敷地への移転新築を決定。箱根の外輪山を背に、扇状の新園舎(延べ床面積900平方メートル)を建てる計画だ。切り株は基礎工事前の整地作業で地下4〜5mの深さから掘り出された。建設地は旧・城内高校箱根分校の跡地で、校舎が建設された昭和初期に埋められた可能性もある。9日に視察した町議からは「活用できないか」といった声も出たが、町担当課によると切り株は腐っており、再利用は難しいという。

 敷地からは切り株のほか倒木や岩、分校校舎の基礎の残骸などが続々出土。園舎新築にはこうした異物を除く必要があり、関係者の悩みの種になっている。当初は来年4月の移転を目指していたが、撤去作業が加わったため3ヵ月ほど先延ばしとなった。

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