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箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2016.11.04

松くい虫被害で無念…
ケープの大木枯れる

  • 急速に枯れて茶色に包まれた松と、伐採後の幹(先月25日)

 ケープ真鶴前の松の大木が8月から急速に枯れ始め、松くい虫の被害拡大防止のため、先月下旬に伐採された。高さは10mほど、太さは約1mあり、ケープ真鶴前はぽっかりと空が広がった。お林には2千本を超えるクロマツがあるとも言われ、現地を調査した専門家も「国内でもきわめて貴重」と評価している。若い松が育つエリアもあるとされるが、町では毎年数百の薬剤を注入。それで毎年40〜60本ほどが松くい虫や寿命が原因で枯死し、伐採を余儀なくされている。

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