緑区版 掲載号:2020年9月10日号 エリアトップへ

色字共感覚を持つ自身の日常を綴った手記を出版した 望月 菜南子さん 東洋英和女学院大学3年

掲載号:2020年9月10日号

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「人の心と向き合いたい」

 ○…黒く書かれた文字や数字でも、特定の色がついて見える色字共感覚を持つ。例えば、「あ」という文字は、何色で書かれていても頭の中では赤く見えるそう。自分にとっては当たり前のことだったため、高校3年生まで周りと違うことに気が付かなかった。「共感覚を持つ私の日常を、ありのまま綴ったら面白いかも」。そんな思いから出版に向けて動き始めた。8月、本がついに書店に並んだ。「まるで自分のことのように多くの人が喜んでくれました」と顔をほころばせた。

 ○…子どもの頃から大の本好き。「自分が主人公になりきって読むとわくわくします」と胸を躍らせる。小学生の頃から本の出版が秘かな夢だったという。中高生時代は文芸部で小説などを書いていた。おかけで読む人のことを考えて文章を書く癖が付いた。本を執筆する時も意識したのは、小学生でも読める優しい文章だ。「私の見ている世界観が多くの人に分かりやすく伝わったら」

 ○…中高生時代、悩んだ時には、周りの大人と対話することで前向きになれた。そんな経験からずっと人の心と向き合いたいと思うように。そんな思いを叶えるため、公認心理師になることが夢となった。心理学を学ぶために東洋英和女学院大学人間科学部へ。今は、大学院への進学も視野に入れている。「対話で元気を与えられる大人になりたいです」と笑った。

 ○…「九九は、数字の色で覚えていましたね」と共感覚を持つ自分”ならでは”のエピソードを教えてくれた。本には、そんな読む人の常識を揺さぶる内容がずらり。「自分と他人の感じ方、考え方は違って当然。様々な人がいることを知ってもらえたら。『多様性とは何か』を考えるヒントになる一冊です」と本を手にとった。

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