緑区 人物風土記
公開日:2024.02.15
ちょっと先生として活動し、3月の「みどりーむまつり」で館内をバルーンアートで装飾する
端村 良幸さん
東本郷在住 72歳
笑顔が「一番のご褒美」
○…愛称は「風船のハムちゃん」。まるで魔法のように、バルーンアートで数々のアニメキャラクターやサンタクロース、こいのぼりなどを創り上げる。3月2日(土)、3日(日)に開催される「みどりーむまつり」では、みどりーむ館内をバルーンアートでデコレーションする。「みんなに喜んでもらえそうな作品を創りたい。今年は辰年。ドラゴンでも創ろうかな」と柔和な笑顔で語る。
○…青森県に生まれ育った。1970年に上京し、大手の産業機器メーカーに入社。電算機や入出力機器の製造などを担当し、定年退職まで勤め上げた。バルーンアートを始めたのは60歳のとき。当時、結婚を控えていた次女が「結婚式場にバルーンアートが飾られていたら良いな」と話したのがきっかけだった。娘に喜んでもらいたい一心で、作り方を学び、作品を会場に設置した。会場で「子どもたちにあげたら喜んでくれてね」と懐古する。
○…幼少期からスポーツが大好きで、中学時代はノルディックスキーの県大会にも出場。50歳のときには健康のためにとジョギングを始め、3年後「無謀にも湘南国際マラソンに出場しました」。フルマラソンを完走し「あの苦しさを経験したら、ほかのどの苦しさも耐えられると思う。あの経験は財産です」と語る。昨年まで6年にわたり、緑区スポーツ推進委員連絡協議会の東本郷地区会長職も務めた。
○…4年ほど前からは毎月、東本郷地域ケアプラザでバルーンアートを教えているほか、3年ほど前からはみどりーむの「ちょっと先生」としても活動。作品を受け取った子どもたちの笑顔が「一番のご褒美」という。「これからもみんなを元気付けられるよう、バルーンアート活動の後継者を育てていければ」
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