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トーエル 創業50周年に感謝を 「地域に必要とされる会社に」
ライフラインの根幹を成す「火」=LPガス事業と「水」=ウォーター事業に取組む(株)トーエル(代表取締役社長・中田みち/本社港北区高田西)が今年、創業50周年を迎えた。昨年末には東証2部上場も果たし、着実に歩を進めている。中田社長は「港北区で生まれた弊社は、区民・市民の方々のお力添えがあり、ここまで来られました。今後とも地域に根ざして頑張ります」と話す。
トーエルは1963年、現会長・稲永修氏が前進である東京エルピー瓦斯(株)を、区内新吉田町で発足させたことが始まりだ。
稲永氏が重視したのは、物流の徹底した合理化で、湾岸輸入基地からガスを顧客に届ける「湾岸直送システム」の考案や運搬車両の大型化のほか、ボンベを軽量化するため、アルミ容器を導入するなど、先駆的な取組みに次々と着手した。
次に会社が顧客のニーズに即座に対応するため、04年にはコールセンターを設置、作業車両にGPSを搭載し、顧客からの依頼、またはガス漏れなどの多様な情報をセンターが把握して、現場近くにいる作業員に10分程度で向わせるシステムを敷いている。
この物流システムに乗る形でウォーター事業は展開されており、関東一円17カ所にピュアウォーターをストックする拠点が完備され、顧客に配送されている。
オアフ島に自社工場
トーエルは02年、生活用
水と飲料用水が分別利用されることを見込み、ウォーター事業を立ち上げた。
手がけるのは、逆浸透膜ろ過方式で超軟水に仕上げるピュアウォーターで、太平洋の真ん中にあるハワイ・オアフ島の地下水をろ過した、「ハワイウォーター」だ。今年5月にはオアフ島に自社工場を設立、稼動が始まれば顧客ニーズが高い使い捨てができる8リットルの小型ボトルも発売される。
一方シスターブランドである「アルピナ」は06年に登場。自然豊かな北アルプスの湧き水を原水として、ミネラル成分を取り除き、極限まで磨き上げたこちらもピュアウォーターで、12リットル995円(税込)という低価格も魅力となり、ヒット商品に成長している。大町工場・ストックヤードに常時20日分の備蓄を行っており、供給システムの安定化を図っている。
社会貢献に尽力
トーエルは東日本大震災後、より一層緊急度が高まったライフラインの安定化に尽力しており、その一環として港北区役所と災害時に飲料水やLPガス提供を区側に行う協定を結んだほか、地域の防災訓練に参加、社会貢献にも積極的だ。
中田社長は「安心・安全・安定、そしてより安価にガス、水を提供していきたい。感謝の気持ちを胸に、今後も地域の皆様に愛され、必要とされる会社へしていきます」と力を込める。
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