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八王子 社会

公開日:2025.12.18

日常生活用具にスマホ追加
障害者に上限5万円給付

 市は在宅の重度心身障害者(児)の利便性向上のため必要な用具を給付する「日常生活用具給付等事業」の対象品目をこのほど見直し、情報・意思疎通支援用具として新たにスマートフォンを追加した。給付の上限額は5万円。

 「信号や点字ブロックの状況を音声で伝える」「音声を文字に変換してコミュニケーションを支援する」といったスマホアプリが登場するなど視覚・聴覚障害者の日常生活を支えるデジタル技術が進展している状況を踏まえたもので、都内自治体では先駆的な取り組み。これまでは視覚障害者支援用具・携帯用会話補助装置の給付対象に「アプリケーションとタブレット端末」があったが、今後はアプリケーションと併せて給付する場合、スマートフォンも選択可能となる。ただしタブレットとスマートフォンの同時給付はできない。耐用年数4年。

 対象は就学年齢以上で視覚障害、音声言語機能障害、肢体不自由(音声言語の著しい障害があり要医師意見書)の手帳所持者、聴覚障害4級以上の手帳所持者。問い合わせは障害者福祉課【電話】042・620・7366。

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