県政報告143 乳がん検診がいのちを救う 県議会議員民主党・かながわクラブ はかりや珠江
きんもくせいの香りに秋を感じる頃となりました。
先月、元プロレスラーでタレントの北斗晶さんがブログで乳がんであることを告白、摘出手術を受けたとのニュースがありました。
2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなる時代。神奈川でも昭和53年以降、死亡原因の1位は「がん」。今回は、「乳がん」を取り上げます。
*増え続ける「乳がん」
「乳がん」は女性のかかるがんのトップで、約2割を占めています。
乳がんにかかる人の数はこの40年で、3倍超の増加。2015年の推定罹患者数は全国で4万8千人といわれ、年々増えています。
「乳がん」の罹患年齢は、30代から増え始め、40代後半から50代前半がピーク。仕事や家庭、地域など、さまざまな場面で忙しく働いている年代でもあるので、治療と仕事の両立などの問題も抱えることになります。
乳がんは、女性ホルモンのエストロゲンが深く関係しており、閉経後のホルモン補充療法等体外からの女性ホルモン追加、飲酒・喫煙などの生活習慣がリスクを高めるといわれています。
*検診を受けましょう
欧米では乳がん罹患率が日本より高いものの、死亡率は低くなっています。その要因は検診率の高さ。欧米は70〜80%であるのに対し、日本は40%程度です。がんが検診で見つかった場合と、自覚症状が出て見つかった場合の「5年生存率」を見ても、検診による早期発見・早期治療の成果がはっきりと出ています。
「ピンクリボンかながわ」では、「あなたとあなたの大切な人をがんで失わないために」と毎年秋に乳がん検診キャンペーンを開催。県庁やマリンタワーなどをピンク色にライトアップして、検診の大切さを訴えています。
横浜市では、職場などでがん検診を受ける機会がない人を対象に、市内の協力医療機関において少ない自己負担でがん検診を受けられる制度があります。専門医の視触診、マンモグラフィや超音波検査などがありますので積極的に受けましょう。
市けんしん専用ダイヤル
【電話】045・664・2606
*がんサポートハンドブック
県では、がん患者さんやご家族がよりよい治療や療養生活ができるよう必要な情報をまとめた「サポートハンドブック」を作成。身近な相談窓口なども掲載されています。ご希望の方はお知らせ下さい。(県のHPからダウンロード可)
*重粒子線治療スタート
二俣川にある県立がんセンターでは、今年12月から重粒子線治療施設での治療を開始する予定。先進医療としての位置づけを確かなものとする必要があります。
がんにならない、負けない神奈川づくりのために、これからも努力を続けます。
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