港北区版 掲載号:2018年6月14日号
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沙羅短歌会 心打つ短歌、一堂に 総会・歌会で表彰

文化

 新羽・綱島を中心に短歌の創作活動を行っている沙羅短歌会(主宰・伊藤宏見東洋大学名誉教授)。同会の恒例行事となっている第33回総会・歌会が先月13日、新吉田地域ケアプラザで開催された。

 当日の出詠者は約50人。秀作4人、佳作4人が表彰され、伊藤氏より記念品が授与された。また、秀作作品の吟詠が行われ、会員の中平志津さんのピアノ伴奏により、横浜市歌等を合唱、今年も盛会のうちに閉会となった。なお、歌会の秀作・佳作は以下のとおり(作者の敬称略)。

「秀作」

▽この友の声にあふるるやすらぎの吾が姉に似ると此の頃気付く(池田二美代)

▽いくばくの残年ありやこの家にわが生きざまの命をこめる(大越房子)

▽ふさがりて胸のつかへし四十九日忌明けくれば歌会に向ふ(照屋妙子)

▽長(おさ)の娘(こ)も次女も使ひし此のベッド独りとなりてわれが起き臥す(鈴木栄子)

「佳作」

▽紅柿の暖簾揺れてる駅に降り茂吉の里に片時雨ふる(中山昭子)

▽きさらぎの風に揺らげる竹林の触れ合ふ音に雀ら飛び立つ(二瓶裕子)

▽寒の夜温かき湯に身を沈め変はらぬ一日(ひとひ)にふうっと息吐く(橋田和子)

▽束の間の命惜しむかことさらに都会の雪は漂ひて舞ふ(古川陽子)

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