多摩 トップニュース教育
公開日:2025.12.18
多摩大聖高校1年生
屋外で研究成果を市民に
多摩センターでプレゼン
多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校(石飛一吉校長)の高校1年生が11月26日、多摩センターの屋外で学習の成果を発表する「街なかプレゼンテスト」を実施した。多摩市の課題をテーマに研究した内容を通行人に伝える期末テスト。話を聞いた市民らはプレゼンを基に評価を行った。
地域の学びを路上で発表する同テストは、8枚のスライドをボードに貼り、研究内容を通りかかった市民に発表するというもの。1年生約120人の生徒が20グループに分かれ、多摩市の課題やもっと良くしたいという思いをまとめた。
「多摩市でのイルミネーション企画」「「異文化交流の意識を高めるには」「参加しやすいスポーツイベントを実現するには」など、生徒らが関心のあるテーマに沿って、さまざまな人に話を聞いたり、アンケートを取ったり、フィールドワークに出て現状を確認しながら研究内容をまとめた。
パルテノン多摩前のパルテノン大通りにボードを並べ、生徒らは研究内容を伝えようと、聞いている人に対して真剣な表情で説明していた。中には、多摩センター駅の近くまでいって、「話を聞いて欲しい」と呼びかける生徒もいた。
プレゼンをした生徒らは「自分たちが調べたことなので発表のやりがいがある。興味の持っていることを伝えられた」「多摩市の方たちと直接話すことがあまり無いので、自分たちが調べたことを伝えることができるし、交流できる機会があることは良いこと」「伝えたいという気持ちが強いので、達成感がある」などと振り返った。
話を聞いていた同世代の女性は「このような大きな規模でテストをするのはなかなかない。『話を聞いて欲しい』と声をかける勇気も内容も素晴らしかった」と話していた。参加した市民らは番号を付けるアンケート方式で良かった発表内容を評価した。
石飛校長は「市民の方が積極的に声をかけてくれている。人前で発表するのが初めての生徒ばかりですが、少ない時間で堂々と発表しているのは成長の証。市民の意見をたくさん聞いてほしい」と話していた。
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