消火体験をする児童たち
綱島東地域防災拠点運営委員会は10月26日、綱島東小学校で防災訓練を開催した。
今年のテーマは「在宅避難」。避難所やその備蓄品に頼るだけではなく、自宅での備蓄が自らの生命を守る原点となる。会場では、食料・日用品・電気などの項目ごとに必要な備えの解説や便利なグッズなどが展示され、参加者も興味深く眺めていた。また、区と災害時の協定を結ぶ（株）エムテックスによるドローン空撮や港北消防署による消火体験、噺家・七代目桂才賀さんの講演なども行われ、子どもから高齢者まで多くの来場者が防災について学んだ。
綱島在住の工藤千賀さんは、「災害時の食事の備えが勉強になった」と主婦ならではの視点で振り返った。４自治会、約２万人が暮らす同地域。同委員会の藤澤敏会長は「災害時への備えの意識を住民で共有していきたい」と話した。
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