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港北区 社会

公開日:2020.09.03

環状2号陥没穴
過剰掘削が原因か
検討委が推定

  • 6月に発生した陥没穴(写真提供=鉄道・運輸機構)

 大豆戸町の市道環状2号線で6月に発生した陥没穴について、先月、原因調査委員会は「土砂の過剰掘削」が原因であるとの見解を示した。

 これは、陥没現場付近で行われていた相鉄・東急直通線「新横浜トンネル工事」によるもの。同工事は、掘削面に泥水を噴霧することで安定させる「加圧泥水シールド工法」でトンネル掘削を実施。しかし、泥水密度が不十分であったことから土砂が流れ込み過剰な取り込みが生じ、地中に空隙が形成され陥没が誘発されたと推定される。また、掘削土量の管理体制も不十分であったことから過剰採掘の認知が遅れたという。

 同工事を行う鉄道・運輸機構は、追加調査や管理体制の見直しのもと、再発防止を徹底していく方針を示している。

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