大綱小学校開校120周年記念テレビ集会が、先月16日、同校内で開催された。コロナ禍に、児童が集まらず可能なイベントをと、6年生を中心とした児童らが企画したもの。
校内の放送室内には、今回PTAの開校120周年記念実行委員会により記念品として作られた法被、個別支援級の児童らによってつくられた巨大なケーキのオブジェが飾られ、生放送に花を添えた。
「変更」「中止」乗り越え
児童らの司会で集会は進行。特別ゲストの前田隆元校長は、歌人で教科書にも掲載されている唱歌「夏は来ぬ」を作詞した佐佐木信綱氏が、同校の校歌を作詞していることに触れ、「夏は来ぬ」の歌詞の「卯の花」を今回贈り物とする旨、あいさつした。栗山雄太同実行委員長は「緊急事態宣言で記念式典は中止となったが、テレビ集会ができてよかった。記念リーフレット、法被、紅白まんじゅう、横断幕等を記念品として準備した。喜んでも貰えれば嬉しい」、飯島勘太郎PTA会長は「今回の記念行事は中止、変更の連続。準備をしてきた児童たち、先生、地域の方に感謝を伝えたい」と語った。そのほか、児童らが企画した「大綱小クイズ」や120周年の歩みをたどる映像などを放送。高橋亨校長は「協力頂いた保護者の方、日頃からお世話になっている地域の方々を感染対策のため招待できなかったが、快く予定変更を受け入れて頂いた。感謝を伝えたい」と話していた。
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