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港北区 スポーツ

公開日:2022.09.08

大綱中陸上競技部
江口さん、200m走で全国経験
1年次の目標を達成

  • 全国大会に出場した江口さん。手にしているのは関東中学校陸上競技大会の賞状

 横浜市立大綱中学校陸上競技部の江口美玲さん(2年)は、8月18日から福島県で行われた第49回全日本中学校陸上競技選手権大会に出場した。初の全国大会は予選敗退とほろ苦い結果だったが、「19位だったので3つ順位を上げれば、決勝に届いたのが悔しい。来年こそ全国大会の決勝に出たい」と明るく目標を掲げる。7月に行われた神奈川県中学校選抜陸上競技大会の女子共通200mに出場し、25秒71の自己ベストで全国大会出場の要件となる、全国標準記録を突破していた。



 大会当日は、初めての全国の舞台にいつも以上に緊張し「スタート地点で泣きそうだった」という江口さん。課題だったスタートはうまく切れたが、そのままの位置を後半もキープすることができなかったと振り返る。



「県代表する選手に」



 1年生の頃から「短距離では県内の大会で大体3位以内だった」といい、全国大会への出場を宣言してきたという。今年の7月18・21日に開催された全日本中学校通信陸上競技神奈川県大会では、女子2年の部で100m、200mともに優勝。周囲からの期待も高まっていた。



 顧問の加藤裕也教諭は「このまま練習を積み、心技体を兼ね備えれば神奈川県を代表する選手に成長していくだろう」とエールを送る。「スタートの姿勢の改善や、足の前さばきなど課題を意識し、毎日の練習に取り組んでいる」と江口さん。練習のモチベーションは、「先輩後輩の壁がなく、毎日和気あいあいと楽しい」という部員とのリラックスできる時間。また1位となった時や、自己ベストを出せた時の喜びは何物にも代えがたい、とも。



 現在は、9月の横浜市中学総体と10月の神奈川県中学総体を直近の目標に日々練習に励む。また、短距離だけでなく、昨年県で優勝したリレー競技にも出場予定だ。

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