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港北区 文化

公開日:2023.05.04

4年ぶりに自然観察会
児童らが和舟乗船体験

  • 和舟に乗る児童とメンバーら

  • 網にかかった魚を探す

 鶴見川舟運復活プロジェクト(長谷川武明会長)は4月22日、新横浜公園でコロナ禍前まで恒例行事だった「舟による自然観察会」を約4年ぶりに開催した。新横浜町内会との共催。

 当日は地元の保育園児とその園を卒園した児童、その保護者や同プロジェクトメンバーら約20人が集合。同公園内の大池では、和舟の乗船体験が行われた。

 自然観察会には鶴見川流域センターの管理を請け負うNPO法人TRネットの阿部裕治さんが協力。乗船待ちの間に投網を披露し、多数のモツゴやブルーギルを捕まえると、子どもたちから歓声が上がっていた。阿部さんは捕まえた魚を見せながら、魚の特性や自然の中での暮らし方などを説明した。新横浜町内会の臼井義幸さんは「今回は我々メンバーも久しぶりの乗船。旧知の保育園に声をかけて参加してもらった。子どもたちの年齢が低いので、タッチプールを用意して魚に触れあえるようにした。喜んでもらえて良かった」と話した。

 もともと人の往来や米の運搬などで使われていた和舟。同プロジェクトでは米に絡めて田植えや稲刈りも恒例行事として行っている。世話人の佐藤建二さんは「6月に田植え、秋には収穫を行います。そこではまた、子どもたちを広く募集できれば」と話している。

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