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神奈川区 教育

公開日:2025.12.18

「市場の魅力もっと知って」
高校生が成果発表

  • 発表後、来場者の質問に答える生徒

 高校生が横浜中央卸売市場の魅力を発信する「市場の学校」プロジェクトの中間発表会が12月6日、同所で行われた。

 同企画は高校生と横浜中央卸売市場の仲卸店舗が連携し、課題解決に取り組むプロジェクト。昨年の冬ごろにチームが発足し、5校約60人の高校生たちが、同所のプロモーション、サービス、商品開発に挑戦してきた。今回は、これまでの取り組みの結果を関係者に発表する機会。

開発商品の試食も

 当日は約30人の関係者が集まり生徒の発表を聞いた。生徒たちは中央市場の海鮮を使用したキムチの商品開発、SNSでのPRなどの成果を発表。会場では実際に商品開発したキムチ「うみ福」が配られた。

 また「今後の展望」として、学校給食とのコラボやマスコットキャラクターの作成、ブランドネーミングの作成などを提案した。

 発表後は、断念した企画の原因やPRにおいてのマスコットキャラクターの使い方、資金に関することなどの関係者からの質問への応答を通して、生徒たちは更なる学びの機会を得た。

 同プロジェクトの岩城亜優さん(3年)は「初めてこんなに大勢の場所で発表した。自分たちの考えが至らなかった部分まで教えていただき、勉強になった」と話した。同プロジェクトの坪倉良和代表理事は「課題を拾い、考え、行動することが大切。市場が高校生たちの良い学びの場となれば」と語った。

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