港北区 教育
公開日:2023.06.29
新吉田第二小児童
全身を動かして表現
劇団員による出前授業
新吉田第二小学校で6月20日、「児童らに本物の体験を」として出前授業が行われた。今回の対象は2年生。講師を務めた劇団昴の箱田好子さん、助手の高橋慧さんから、体を動かし楽しみながら声の表現方法を学んだ。
箱田さんと高橋さんの声や体の動きを真似することで、「声の表現」を体感した児童。授業の後半には4人1組となり、宮沢賢治の「風の又三郎」の一部を用いて、風の動きを想像して発表した。腕を大きく振るグループや、飛び跳ねるグループなど、想像した風の動きはグループそれぞれ。授業が終わると、「まだやりたい」という声が聞こえた。参加した児童は、「体いっぱい動かして楽しかった」と嬉しそうに感想を口にした。
箱田さんは、「授業中の児童の反応がかわいかった。コロナ禍でマスクの着用が習慣化になり、大きな声や物に触れることに抵抗がある子どももいるのでは。のびのびと自由にやることの楽しさを伝えたい」と思いを語った。
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