日吉台小学校の創立150周年記念事業の一環で、開校記念日前日の6月23日に同校で行われたバルーンリリース。自然に帰る素材で、コスモスの種が封入され、学校の情報と児童らが描いた「日吉の好きなところ」のカードが付けられた色とりどり約600個のバルーンは、合図とともに一斉に大空に放たれた。
翌日、同校に千葉県から「風船を拾った」とメールで連絡が入り、その後も千葉県や茨城県の小学生や住民から続々と手紙やメールで到着報告が届いた。吉井宜明校長は「温かい応援メッセージをいただいて嬉しい。時間の流れと共に風船を拾った場所が進んでいて、当日の気候や風の流れが想像できて面白い。自分たちの風船が100Km以上先まで飛んだことを集会で児童たちに伝えたい。数多くの風船が解き放たれる素晴らしい経験とともに、そうした理科的な勉強にもなるなど、一つの行事に色々なものが詰まっていてとても良い行事になった。準備してくれた実行委員や保護者の皆さんにも感謝したい」と語った。貰った手紙やメールにはそれぞれ返事を書いて送るという。
ラッピングバス運行開始
7月から運行が始まった東急バスのバスラッピングでは、12月末までの間に4年〜6年生の描いた「日吉の街」のイラストが学年ごとに順番に掲示される。同バスの東山田営業所管内のルートを走り、日吉駅発着のバスでも見られるという。また、1年〜3年生のイラストはラミネートされ、近隣商店街に置かれた花のプランターに掲示され、町を彩っている。そのイラストはポスターになり、同じラッピングバスの車内にも学年ごとに順番で掲示されるという。実行委員長の室町ななみさんは「児童たちが描いたイラストを発見して楽しんでほしい」と語った。
11月には同校で記念式典が予定されており、お祝い給食なども企画されているという。また各クラスで150周年にからめた「150チャレンジ」を行うなど、学校や地域が一体となって150周年を盛り上げている。
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