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公開日:2026.01.30

秦野市長選
現職の高橋氏が3選
佐藤・伊藤氏は及ばず

  • 当選を喜ぶ高橋氏(左)=緑町・22時15分

    当選を喜ぶ高橋氏(左)=緑町・22時15分

  • 敗戦の弁を語る佐藤氏

    敗戦の弁を語る佐藤氏

  • 現職の高橋氏が3選 (写真3)

 任期満了に伴う秦野市長選挙が1月25日に投開票され、現職の高橋昌和氏(69)が2万9337票を獲得し、農家・不動産業の佐藤伸一氏(59)と元市議の写真家・伊藤大輔氏(49)の新人2人を破り、3選を果たした。

 22時15分ごろ、当選が確実となった高橋氏は市内緑町の選挙事務所に姿を現し、かけつけていた支援者から拍手で迎えられた。

 万歳で勝利を祝った後、「2期8年間、やってきた仕事が評価されたように思う。私のスローガンである『秦野を創る実行力』を高め、さらに皆様と力を合わせる中で秦野を大きく飛躍・発展させていきます。皆様に託していただいた4年間、全力投球で市政を担っていくことを誓います」と語った。

高橋氏は手堅い選挙戦を展開

 現職に新人2人が挑む三つ巴の構図となり、高橋氏の2期8年の市政運営の評価が問われる選挙となった。

 高橋氏は、今後控える県道705号の対面通行開始や新東名の全線開通をまちづくりの契機と捉え、「引き続き重責を担っていく」と3選を目指し出馬。公明党、連合神奈川の推薦を受け、手堅い体制で選挙戦に臨んだ。

 2期8年の実績として中学校完全給食の開始、新たな産科有床診療所(アクアベルクリニック)の誘致、21年から続く人口社会増などを強調。3期に向けて、これまでの取り組みを発展させた「5つの誓い2026+1」を掲げ、移住・定住促進や地域活性化に注力する構えを示した。特に秦野駅北口の再整備を重要政策とし、「駅前が40年前と変わらない現状から、多世代交流施設整備やホテル誘致などまちの活性化に道筋をつけたい」と訴えを広めていった。

2度目の佐藤氏「届かず残念」

 2022年の前回市長選に続き、2度目の挑戦となった佐藤氏。「もっと楽しく、もっと元気に、稼げる秦野」「防災・福祉・教育先進市」「誰もが輝き、支える人を支えるまち」を3本の柱に、民間の力を活用した行財政改革や、新設の「ハコモノ」建設の見直し・検証なども掲げて挑んだが、現職の壁を破ることができなかった。

 末広町の選挙事務所に集まった支援者を前に、佐藤氏は「新しい応援者は広がってきたと感じていたし、選挙期間中も多くの人がかけつけてくれ、30代40代の声もあったが、届かなかったのは残念に思う。後援会の仲間とよく相談し、今後についてはゆっくり考えたいと思う」と話した。

伊藤氏「政策の違い示せた」

 「市議の立場では市政を変えることはできない」と、年明けに出馬を表明して挑んだ伊藤氏。

 人手不足対策と公教育への投資による子育て世代の移住対策として、中学校給食費の無償化などを掲げていたが、支持の輪を広げることができなかった。結果を受け、電話取材に応えた伊藤氏は「組織がない中の選挙戦だったが、政策の違いを明確に出し、言いたいことは言えたと思う。投票率の低さは課題。もう少し投票率の向上に貢献できたのではと悔しい思いはある」と答えた。

投票率38・58%過去2番目低く

 選挙の投票率は38・58%。過去最低の投票率だった前回(2022年)を2・34ポイント上回ったが、過去2番目に低い数字となった。

 当日の有権者数は13万2779人(男6万6037人、女6万6742人)。

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