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港北区 社会

公開日:2023.09.07

【Web限定記事】トレッサ横浜
防災フェア開催 区役所と連携も
来館者ら多数参加

  • 北棟2階リヨン広場で実施されたシェイクアウト訓練

  • 港北区防災大使のシュウペイさん(パネル)

  • 車中泊イメージの展示

  • 防災パネルの展示

 師岡町の商業施設「トレッサ横浜」で9月1日、地震から身を守る3動作を行う「シェイクアウト訓練」が実施された。

 定期的に防災フェアを開催している同施設。今年は9月1日から3日に、災害時救済型自動販売機の体験会や防災ライトを作製する工作教室、防災クイズ、災害時における自家用車の活用方法など様々な展示や体験会が行われた。

 シェイクアウト訓練はその取組みの一環で、区内全域での同訓練実施を呼びかける港北区役所の協力のもと実施された。港北区総務課の

大工保(おおくぼ)喬(たかし)危機管理・地域防災担当係長の合図により、買い物客らからなる参加者約30人が「その場で体勢を低くし、頭を守り、動かずじっとする」訓練を敢行。参加者には啓発シールや備蓄品などが入った防災グッズが進呈された。

 鶴見区から習い事のために同施設を訪れていた5歳の娘と母親は、「こうして普段から利用する場所で訓練してもらえると、気軽に参加できて良いですね。今日の結果を帰ってから家族に話したい」と話していた。

 大工保担当係長は「訓練の会場探しをしていたところ、トレッサ横浜での防災フェア開催の話をもらい、コラボできてよかった。今後も色々な場所で啓発していきたい」と話した。

 同施設は周辺自治会(師岡地区連合町内会、駒岡地区連合会、寺尾地区自治連合会、樽町連合町内会)と防災連携協定を結んでおり、周辺地域で災害が発生した場合、「地域における共助」の観点から互いの応援協力を行い、被害の軽減を図るという。平常時から連絡を密にし、防災訓練の実施や定期的な意見交換を行い大災害の発生時など、「いざ」という時に備えている。もし周辺エリアで災害が発生し、町内会長より要請があった場合は避難者の一時的な避難場所の提供や、避難者の介助などを可能な限り行うとしている。

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