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港北区 文化

公開日:2023.09.14

慰霊の日、盲導犬を偲ぶ
「幸せをありがとう」

  • 盲導犬に思いを寄せる参加者=提供写真

 (公財)日本盲導犬協会神奈川訓練センター(新吉田町)で9月2日、盲導犬慰霊の日が開催された。同協会職員や飼育に関わったボランティア、盲導犬ユーザーらが参加し、盲導犬として活躍した犬のほか、繁殖犬やキャリアチェンジ犬など、虹の橋を渡った犬を偲んだ。

 現在3頭目の盲導犬と共に過ごしている抱井康夫さんはパートナーだったオマリーに対して、「目が見えず自分から人に声をかけられなかったが、盲導犬のおかげで人と話すきっかけをもらった。いろんな気持ちがあるけど、献花の時は『ありがとう』と声をかけた」と感謝の気持ちを口にした。

 盲導犬候補の子犬を家族の一員として育てる「パピーウォーカー」として、また、10歳頃に引退した盲導犬と生活する「引退犬飼育ボランティア」としても、プライムと生活した安井正憲さんは「プライムと過ごした日々は宝物。たくさんの愛を、幸せをありがとう」と言葉を送った。

 同協会では、繁殖犬飼育ボランティアやキャリアチェンジ犬飼育ボランティアなどを募集している。同センター近隣在住、室内飼育可能など、それぞれ諸条件あり。詳細は、下記二次元コードから。

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