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港北区 社会

公開日:2024.01.18

絵本作家のゆじゃりさん
区内26小学校に著書寄贈
新羽小で感謝状贈呈式

  • 感謝状を手にするゆじゃりさん(左)と、著書『ゆきがふるとき』を受け取った佐藤校長

 新羽町在住の絵本作家、ゆじゃりさん(本名・中山縁さん)が昨年末に区内26の小学校に自身が手がけた著書を寄贈したことを受け、1月9日、新羽小学校で横浜市教育委員会からの感謝状の贈呈式が行われた。

 寄贈されたのは著書『ゆきがふるとき』。雪で想いを伝え合う猫と人の絆の物語で、第9回絵本出版賞優秀賞作だ。

 二児の母として、子育て中のゆじゃりさん。子どもたちにペットを飼いたいという気持ちが芽生え始めたことから、「言葉だけでは伝えきれない命の重さやペットを飼う大変さ、一緒に成長する楽しさを絵本のストーリーにのせて伝えたい」と同著書を製作し、教育現場に貢献したいと小学校への寄贈を決めた。

 ゆじゃりさんの長男が新羽小学校に通っていることから、同小へは直接届けることになった。

 「どんなことが描いてあり、(著者が)何を伝えたいのか、子どもたち自身が考えてくれたら」と早く子どもたちに手に取ってほしいといった様子で話した佐藤恵子校長。地域の読み聞かせボランティアも行っているゆじゃりさんは、「子どもたちの心が豊かになるお手伝いになれば」と思いを込めた。

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