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港北区 文化

公開日:2024.07.30

港北区民ミュージカル
今冬、4年ぶりの公演
約70人が稽古に励む

  • 稽古に打ち込むメンバーら=7月20日撮影

 港北区民ミュージカル(水野次郎代表)は現在、12月21日・22日に開催される公演に向けて稽古に励んでいる。

 2003年に、青少年育成と地域文化の活性化を目的に、「異年齢とつながる場」として同実行委員会を設立。菊名桜山公園(カーボン山)の八重桜や区内にあった氷問屋の天然氷の氷室など、港北にまつわるコンセプトでオリジナル作品を公演してきた。毎年出演者を公募していたが、コロナの感染拡大で20年から4年間休止の状態に。水野代表の呼びかけで今年から再開した。

 9人からなる同実行委員会を新たに立ち上げた。公立小中学校にチラシを配布、SNSを活用しメンバーを募集。小学4年生から74歳までの老若男女約70人が集まり、一つの作品を作り上げていく。

 作・演出は内田潤一郎さん。今年は「街紹介」の内容で、VR(バーチャルリアリティー)に入り込み、人と出会いつながっていく。ビッグテールは太尾、ロープアイランドは綱島を連想させるようなユニークな地名で港北を旅する。

 今回で3回連続参加の沢口はるみさんは「いつも新しい発見があり、舞台が終わると達成感を覚える」とミュージカルの魅力を語る。夫婦で応募した清野隆由さん、君枝さんは「音楽が共通の趣味。孫のような出演者もいて刺激を受ける」と嬉しそうな表情で話した。

 詳細は、10月頃にHPで公開予定。

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