港北区 社会
公開日:2025.06.05
横浜労災病院
治療と就労の両立支え
県2カ所目 センター開所
「病気になっても、働きたい――」。そんな思いを持つ人たちに寄り添い、治療と仕事の両立を支える専門機関として、横浜労災病院 治療就労両立支援センターが今年4月、同病院1階に開所した。5月30日には開所式典が行われ、来賓や関係者ら約50人が集まった。
2018年から治療と就労の両立支援活動を展開してきた同病院では、今年度、病院内から独立させた両立支援部に新たに予防医療部を加え、同センターを設置した。全国で9カ所目、県内では関東労災病院(川崎市)に次いで2カ所目の開所。
同センターの主な役割は、▽患者やその家族、企業の担当者などによる、治療と仕事の両立に関する悩みや相談などへの対応、▽傷病手当金や時短勤務など、両立に役立つ制度や、利用できる医療機関、就労支援機関などの情報提供、▽患者の主治医、企業の人事・産業医、ハローワークなどの関係機関と連携し、患者が働き続けられるような職場環境の調整支援、▽両立支援の成功事例などを集め、マニュアル作成や普及活動を通じて、社会全体の両立支援の促進――などだ。式典では、所長に就任した同病院の三上容司院長が「勤労者を含めた全ての人たちの健康の維持・増進を目指し邁進していく」とあいさつし、同病院ならびに同センターを設置・運営する(独)労働者健康安全機構の大西洋英理事長は「今後人口増加が予想されるこの地域で、両立支援や予防医療のニーズは拡大していく。ここでの実践が勤労者医療の発展には欠かせない」と期待を寄せた。
詳細は公式HP(「横浜労災 両立支援センター」で検索)で。相談・問合せは【電話】045・474・8111へ。
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