新横浜ロータリークラブ(野島義彦会長)は国際奉仕活動の一環として、アフリカ南部のレソト王国に消防車を1台寄贈した。6月3日には同クラブ会員の事業所である(株)アメニティ(神奈川区)で寄贈式が行われた。
四方を南アフリカに囲まれたレソト王国は「天空の王国」と呼ばれており山岳地帯に位置している。
2017年と19年にレソト王国と、同じアフリカ大陸のナミビアに救急車を贈った同クラブ。今回は、レツィエ三世国王からのリクエストで消防車を必要としていることを知り、「命を守るために必要。未来の希望につながれば」と寄贈に至った。本来は21年に予定していたが、コロナ禍の影響などにより頓挫。日本外交協会や横浜港北ロータリークラブ等の協力のもと、4年越しに実現できた。
寄贈するのは、今年3月まで愛媛県で使用されていた四輪駆動の車両。同国の一都市で、1台しかない消防車のポンプが故障し、出火場所まで水が届かなくなった地域があり、同車両はそこで川などの水があるところにポンプをつないで使用される予定。
レソト王国大使館のソーリ・ママスーファ参事官は、「想像以上に多くの人が関係している。全ての人に感謝」と話した。同プロジェクトに尽力したレソト王国教育文化親善大使のウーリッヒ・クルツさんは、「一度は頓挫してしまったが皆さまの協力でプロジェクトを復活できた」と感謝を述べた。
野島会長は、「紆余曲折ありましたが、皆さまの努力や熱意で実現できた。災害時に役立ててほしい」と期待を寄せた。
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